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開発エンジニアの開発ものづくり現場

2020年9月12日 土曜日

例えば、メインの仕事のひとつであるライティングやセンサー

を使った製品の開発。

お客様である開発エンジニアから用途や機能、使用される環境や

創りたい製品の部品構成など詳細をお聞きします。

それから、素材や部品形状、勘合や組立方法などを相談しながら

決めていきます。

導光板は、ポリカーボネートやアクリルで良いのか?

光導波路やレンズは、COPが良いのか?

耐油性に劣るので、アクリル系樹脂が良いのか?

部品の組み立ては接着でするのか?

超音波溶着?

ネジ止め?

2色成形やインサート成形?

最初の打ち合わせで、様々な事を決めていきます。

それから試作サンプルを製作して、理論を物理的に確かめていきます。

その段階では、量産部品の生産も視野に入れて検討していきます。

試作段階では機械加工で製作しても、実際の製造では射出成形や

ダイカスト、プレスなどを使っての生産になります。

生産予定数量やターゲットプライスを考慮しながら、

量産での生産方法で製作できる形状を意識して

試作サンプルで機能や組立なども検証。

海外生産などであれば、量産試作サンプルまで製作。

試作金型/簡易金型などを使って海外での量産を想定

しての検証を行っていきます。

(株)アリスは、エンジニアとして開発ものづくりをお客様と連携して

課題解決しながら量産化までをスムーズに行うためにある会社となります。