ポリカーボネート(PC)反射鏡試作モデル
開発試作アリスは、透明ポリカーボネート(PC)の透明切削
や磨き、研磨、透明化処理を得意としています。
画像のような反射鏡試作モデルや化粧品ケース、ARの部品や
VRのゴーグル試作品など透明ポリカ試作の製作実績が豊富です
素材を切削加工、鏡面まで磨いて透明化処理。
透明アクリルも綺麗な透明に磨き処理できます。
数量は1個から対応。
3Dデータを基本としていますが、2Dデータや簡単な図面
からでも製作可能です。
お気軽にお声かけ下さい。
サンプルとしてリバースエンジニアリングしたもの②コップ
コップを現物から3Dデータ化してリバースエンジニアリングで製作しました。
左側のブルーがかったものがポリカーボネート(透明)です。
右がアクリル(透明)で製作したコップです。
たまごと同じく、業界用語でムクと呼ぶ身が全部詰まった塊なので迫力にご来社された方々は驚きます。
こういった複合Rと呼ばれる複雑なカタチは磨きやすく、製作が楽です。
もっとも磨きにくい、時間がかかる形状は、四角く薄いお弁当箱です。
こういったデータ化しずらいカタチのものはリバースエンジニアリングにメリットが大きくなります。
サンプルとしてリバースエンジニアリングしたもの①たまご
リアリティーなサンプルをリバースエンジニアリングで製作してきました。
たまごです。
現物からデータをつくって切削加工で製作しました。
この画像はポリカーボネート(透明)です。
アクリル(透明)でも製作しました。
アリスはポリカーボネート(透明)の透明化処理を得意としていますので、アクリルと透明度では見分けがつきません。
ポリカーボネート(透明)は安物に感じる透明なので、今ではブルーイングされています。
ブルーは波長が繊細で冷たくみえます。
原料にブルーを混ぜて、冷たくみせて透明度を表現しています。
そのグレードをポリカーボネート(透明)のアイスカラーと言います。
アクリルは、ブルーイングしていないので微妙に黄色がかっています。
ご来社いただいた方はこの透明たまごの美しさにびっくりされます。
※製作から2年以上過ぎた今は、指紋や経年劣化で品質が悪化してしまいました。
展示会はヒカリもので勝負!!
展示会はヒカリものでアイキャッチしています。
使わなくなった破棄するアクリル型を改造してステージを製作。
LEDを仕込めるように大きくザグリを行って、スイッチ付きのコンセントで
電源につなげるようにしています。
ハーフミラーや黒アクリル、ゴムや塗装したABSパーツでデザインしていきます。
展示ブースでは、摩訶不思議な世界を演出しています。
MCナイロン901(青)
最近、もっとも多い治具の材料がMCナイロン901(青)です。
POM(ジュラコン)の青を使用されていたお客様にもMCナイロン 901(青)を提案して、こちらに変わりました。
POIM(ポリアセタール)と比較して、MCナイロン901(青) が、だいたい半額となります。
加工時間は変わらず、加工費用は同じぐらい。
治具は厚みが高い場合が多くて、材料費が価格に大きく影響します。
厚みについては、POM(青)が100㎜、MCナイロン901(青)は 150㎜で治具の材料としては使いやすい。
摩耗しにくとかPOM(ジュラコン)でなければならない理由がないので あれば、MCナイロンをお勧めします。
もちろんPOMでも問題ありません。
Mでも問題ありません。
CRM思考で事業展開
(株)アリスは、CRM思考で事業展開しています。
☆CRM=Customer Relationship Management
お客様と重要な情報を共有しながら、新製品の開発を実現していく事です。
素材や形状、製造方法や機能性などを協議しながら進めていきます。
本当に、この素材で良いのか?
この形や機能で良いのか?
量産化システムの検討など、開発プロセスを進めながら、同時に量産プロセス
での課題を抽出→解決していく事で新製品をスピーディーで確実に製造して
いくことが重要です。
特にプラスチック樹脂はさまざまな材料があるため、スペックを確かめながら
材料や加工方法、製造方法を確立していく必要があります。
開発ものづくりはぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。
inspiration(インスピレーション)を発揮できてこそのエンジニア
東大阪試作アリスは、インスピレーションを発揮できる からこそエンジニアだと考えています。
inspiration(インスピレーション)
私たち開発試作アリスが携わる開発モノづくりの世界。
あたらしいモノを創作するのにはインスピレーションが とても重要。
ひらめく力はエンジニアとしての肝でもあります。
そういった思考力を鍛えるために暇があれば、アイデアを 活かしたサンプルを作ってもらっています。
みなさまはどんなことをひらめきますか?
ポリカーボネート(PC)切削加工で創るオリジナルサンプル
開発試作アリスはポリカーボネート(透明)の切削加工を
得意としています。
今、実用性のあるオリジナル加工サンプルを製作中。
端材がたくさん残ってるポリカーボネートを切削加工。
展示会でも使えるサンプルを製作していきます。
ポリカーボネート(PC)板の機械加工の動画をユーチューブにアップしました。
ぜひご覧下さい。
ポリカ(透明)やABSなどを磨かない切削加工技術
開発試作アリスの機械切削加工で考えている技術。
それは、できる限り磨きをしない事。
それが素材も痛めず、スピーディーにデータ通りに製作するコツだと考えています。
磨きに時間がかかるので、磨かない部分が増える事で、効率が良くなり、
価格的にもお安く済みます。
画像の魚は、ポリカーボネート(PC)やABSを板材から機械切削加工で
製作したサンプル。
磨きや研磨はしていません。
機械切削加工後に手を入れない事。
それが、もっとも3Dデータに近いカタチです。
機械加工の精度を保っています。
レンズカット部や複雑な形状も磨かずに仕上げています。
機械アップだけで完成させる技術を追求していきます。
現物とリバースエンジニアリングで製作した透明ナイト
これが現物のナイトです。
3Dスキャンはレーザーポイント。
レーザーで点を取りながら、点群で外観を表現するデータができます。
測定可能サイズ=Φ300×H200
測定誤差=±10μ
3Dスキャンしたデータは点群データとして出力されます。
点群データをCADで使えるようにするには、ポリゴン(メッシュ)化 する必要があります。
その変換を弊社では、デザインXという専門ソフトを使って、自動敵に ポリゴン(メッシュ)化して、CADで使えるようします。
そのポリゴンデータをCADで調整してカタチをつくり、CAMで 加工用データを作成。
そのNCデータをCNCマシニングセンタに送信してコントロール。
機械加工をして透明ナイトをアクリルで製作しました。
今回のリバースエンジニアリングで使用した弊社設備です。
■3Dスキャナ型 三次元測定機(VL0300)
■リバース専用ソフト(Geomagic_Design_X)
■3D_CAD(NX) ■3D_CADCAM(Mastercam)
■高速、高精度、高効率小型切削加工機(FANUC ROBODRILL)