パロニア_ スーパーHDで仕切板や枕木を製作
パロニア_スーパーHDはポリエチレン樹脂を押出発泡成形した樹脂板です。
用途は搬送トレーや自動車関連の枕木としてベニヤ板や合板の
代替で使用されています。
軽量で高剛性。 耐油性・耐寒衝撃性・表面硬度、撥水性・加工性などに
優れた素材です。
この画像は、自動車関連の仕切板を加工した時の端材です。
液晶関連の搬送ケースやフィルムなどロール巻きした枕木がなければ
置く事のできない物、特装車の部材や、自動車部品の枕木などに使用
されていて、(株)アリスでは加工の慣れた素材となります。
数量は1個から数千個の実績があります。
試作で1個や数個製作。
その後は300個や500個、1,000個以上になる事も多々。
パロニア加工はぜひお声かけ下さい。
PP切削加工部品
PP切削加工部品をCACマシニングセンタで機械加工して製作しています。
PPはソリやすいので、切削加工では熱や負荷を掛けないように工夫して削ります。
貼り合わせ形状では、接着が基本的にできないので溶着します。
PPの機械加工部品はお気軽にお声かけ下さい。
ポリカーボネート(PC)クリア処理
ポリカーボネート(PC)の透明切削加工を得意としています。
高い透明性を特徴とした(株)アリスの透明切削技術です。
レンズカット加工も奇麗に仕上がります。
(株)アリスでは、レンズカット加工部は磨きません。
レンズカット形状がデータにより忠実に仕上がるため、ライティングパーツや
レンズのライティングテストなどの用途で好評です。
ポリカーボネート(PC)の透明切削+クリア蒸着処理はぜひお任せ下さい。
他社製品と比較して
先日急ぎで対応した時に引き取りにいらっしゃったお客様から納期対応力や
品質をお褒めいただきました。
その時に持って来られていた他社製品を拝見しました。
刃物が切れておらず、加工速度もマックスな感じ。
ケバケバで加工跡も酷く、摺動部品とは思えません。
忙し過ぎたのか?
安価過ぎたのか?
関係性の問題なのか?
技術的な問題なのか?
品質がそこまで悪い理由はわかりませんが、新規での連絡後、
すぐに ご来社されたお客様のお困り具合はよくわかりました。
いまだにそういったレベルの加工業者がいることにびっくりしました。
そのお客様とは継続取引となっていて、筐体や治具、部品などを製作
させていただいておりますが、いつもお褒めいただいております。
あまり他社製品を見る機会がありませんので、学びにはなりました。
DesignXでリバースエンジニアリング
リバースエンジニアリングは、3Dスキャンだけではデジタルデータ化
するのに時間が掛かって費用も高額となります。
今までのリバースエンジニアリングは、80~100万円といって費用が
掛かったりで、なかなか簡単にはできませんでした。
それは3Dスキャンしたポリゴンデータと呼ばれる点群からCADデータ化
するのが大変だったからです。
点群を3つで結んで△の面を作成してからのスムーサーと呼ばれる奇麗な
面にすることに時間が掛かりました。
その作業をデザインXで自動化してCADデータ化する事で作業時間を大幅に
減らす事ができます。
(株)アリスでは3Dスキャナデータを、デザインXでCADデータ化 しています。
3Dスキャン→デザインX→NX→マスターCAMと連携することで
リバースエンジニアリングのスピーディーに時間をできる限り かけないように
しています。
現物からのリバースエンジニアリングはぜひお声かけ下さい。
コロナウィルス飛散防止パーテーションを試行錯誤してから製品化
コロナウィルス飛散防止パーテーションがとりあえず、 100セットで注文と
なりました。
これはお客様のブランド品をOEM製作します。
透明アクリルの厚み3㎜の角Rは、R3・R5・R8・R10の 4種類を試作して決定。
脚も材質や厚み、表面の仕上げ違いなどを試作して厳選したパーテーション。
お客様は、営業力のある会社様でもう100セットの発注は もらっている様子。
良い物を納品して販売に貢献したいと思います。
PTFE(フッ素樹脂)で部品を製作する時!!
PTFE(フッ素樹脂)で部品を製作する事が増えました。
半導体や化学、電子機器や医療機器、理化学器具や食品加工設備など
様々な業界で使用されている素材です。
PTFEを機械加工で切削して製作する部品は、私たちのようなマシニングセンタや
旋盤加工でものづくりしている会社が製作しています。
寸法精度が外れやすく、ソリも発生しやすいので、経験がないと加工が
難しい素材です。
特に温度の変化にはシビアで、温調コントロールも重要。
慣れているところでないと奇麗に仕上がらない少し特殊な材料です。
需要が高まっているPTFEの機械切削加工は、お気軽にお声かけ下さい。
ライティング部品の試作
ライティングするための部品の試作製作の実績がたくさんあります。
材質はポリカーボネート(PC)やアクリルです。
自動車の各種センサーレンズや導光板、環境設備や生産設備、 自動化
設備などのカバーや可視化部品など実績は様々です。
レンズカット部品の試作なども行っています。
透明切削で機械加工して製作するライティング部品の試作は
ぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。
アミューズメントのポリカーボネート(PC)試作サンプル
以前はアミューズメント関連のポリカーボネート(PC)試作品をメインで
製作していました。
複雑で自由曲面が多く、CNCマシニングセンタがもっとも得意 とする形状です。
時間をかけて丁寧に削って形にしていきます。
ファイナルでは、磨きや透明化処理で最高の品質を実現します。
そのために職人の匠の技のように機械加工で奇麗に切削して、 磨きや研磨、
透明化処理を減らすようにしています。
機械加工で完成した形がもっともデータに忠実なので、 切削する時間を
たっぷりとるようにしています。
ポリカーボネート(PC)の仕上げの難しさ
ポリカーボネート(PC)は機械加工で製作すると白くかすれた乳半色のように
なります。
それを磨いたり、研磨、透明化処理して透明度を上げていくのですが、
アクリルと違って成り行きになる工程があります。
その工程の成り行き度を、設備や作業手順で可能な限り下げて います。
ですから、初めて世の中で製作するアイテムの部品でも、ほとんど
失敗することなく高透明化できています。
ポリカーボネート(PC)の透明化処理を起業してからずっと研究 してきました。
その結果、様々な用途や形の開発プロトタイプでも、安定した透明化処理
ができています。
ぜひ(株)アリスのポリカーボネート(PC)透明化処理の 技術を確かめて下さい。