塩ビ(PVC)切削加工の注意点(割れ・溶着・熱)について
塩ビ(PVC)の切削加工では、「割れやすい」「刃物にくっつく」「仕上がりが荒れる」といったご相談をいただくことがあります。塩ビは比較的加工しやすい樹脂ですが、条件によって仕上がりに差が出やすい材料です。
まず注意点として、切削時の力のかかり方によってはエッジ部分に割れや欠けが発生することがあります。特に薄肉形状や角部は応力が集中しやすいため、加工条件の調整が重要になります。
次に、塩ビは熱の影響を受けやすく、加工中の摩擦熱で溶けたような状態になり、刃物に付着する「溶着」が起きることがあります。これにより寸法精度や表面品質に影響が出る場合があります。
さらに、熱が蓄積すると変形や白化につながることもあるため、切削条件や工具選定、冷却方法の工夫が必要です。
プラスチック加工.comでは、塩ビの特性を考慮した切削加工で、用途に応じた試作部品や機構部品の製作に対応しています。お気軽にご相談ください。
