MCナイロンとPOMの違いとは?用途に合わせた材料選定が重要です
樹脂部品を設計する際、「MCナイロンとPOMのどちらを選べばよいのだろう」と迷うことがあります。
どちらも機械部品に多く使用される材料ですが、それぞれ特長が異なるため、使用目的に合わせた選定が大切です。
MCナイロンは耐摩耗性や機械的強度に優れており、ギアやローラー、ガイド、スライド部品など、繰り返し荷重がかかる用途で採用されることが多い材料です。また、比較的大きなサイズの部品を切削加工で製作しやすいことも特長の一つです。
一方、POMは寸法安定性や摺動性に優れており、精度を重視する部品や、水分の影響をできるだけ抑えたい用途で選ばれることがあります。
材料選定では、強度だけでなく、使用環境や使用温度、相手材との組み合わせ、必要な精度なども検討する必要があります。同じ形状の部品でも、用途によって最適な材料が変わることは少なくありません。
また、試作品や設備部品では、切削加工によって短期間で形状を確認できることも大きなメリットです。設計変更にも対応しやすく、研究開発用の評価部品や、生産設備で使用する部品の製作にも適しています。
プラスチック加工.comでは、研究開発から生産現場まで対応しています。材料選定に迷われた場合も、用途や使用環境をお聞きしながら加工方法を検討いたします。図面段階でもご相談いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
