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ABS樹脂の試作から量産へ|切削加工と射出成形を使い分ける

2017年10月10日 火曜日

ABS樹脂を使用する製品開発では、開発初期から量産まで同じ製作方法を使う必要はありません。必要な数量と評価内容に合わせて工法を切り替えることで、開発を効率よく進めることができます。

開発初期に1個から数個の試作品が必要な場合は、ABS材からの切削加工が有効です。金型費が不要で、形状変更にも対応しやすいため、外観確認、組立評価、機構確認などを繰り返せます。

設計が固まり、100個から数百個程度の試作品が必要になれば、試作金型による射出成形を検討します。実際の成形品を使うことで、切削品では確認しにくい成形性や量産を想定した評価へ進むことができます。

さらに量産数量が増えれば、本格的な量産金型へ移行します。

つまり重要なのは、「ABSをどう加工するか」ではなく、現在の開発段階で何を確認したいのかを明確にすることです。評価目的が変われば、適した製作方法も変わります。

プラスチック加工.comでは、ABSの切削加工、試作金型、射出成形まで、数量や開発段階に合わせた製作方法を検討しています。試作から量産への進め方も含めて、お気軽にご相談ください。