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切削加工で重要な熱のコントロール

2021年1月17日 日曜日

切削加工で難しいのは、熱を持たさないということです。

CNCマシニングセンタや旋盤といった機械で加工するのですが、

切削加工の摩擦熱でワークや刃物などが熱をもちます。

刃物を回転させるかワークを回転させるのかといった違いはありますが、

マシニングセンタでも旋盤でも摩擦熱が発生します。

クーラントで冷却しますが、熱はどうしても発生します。

その熱が、ワークや刃物を膨張させ、ソリや加工寸法のズレと

なってしまいます。

プラスチック樹脂やアルミ金属といった素材ごと、カタチ

ごとに違う切削加工条件を設定できるか?

ソリや加工寸法のズレを起こさない、的確な回転数、送り、

切込みで機械加工ができるか?

それが機械加工の技術力となります。