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切削加工→射出成形で試作する理由|量産を見据えた失敗しない進め方。

2014年4月29日 火曜日

プラスチック加工.comでは、試作段階において「まず切削加工で確認し、その後に射出成形へ移行する」という進め方のご相談を多くいただいています。開発スピードと完成度の両立を考えるうえで、非常に有効な方法です。

現在は樹脂材料の種類も豊富で、ポリカーボネートやPOM、ナイロン、PBTなど、量産で使用する材料を板材や丸棒として入手しやすくなっています。そのため、NCマシニングセンタによる切削加工で、量産と同じ材質を使った試作品を比較的短期間で製作することが可能です。

この段階では、形状の成立性や寸法、組立時の干渉、基本的な機能確認を行います。数個の試作を通じて課題を洗い出し、設計の方向性を固めていく工程です。

その後、仕様がある程度固まった段階で、試作金型を用いた射出成形へ移行します。成形品としての収縮や反り、量産時の仕上がりに近い状態を確認できるため、最終製品に向けた検証が可能になります。

光造形や真空注型、3Dプリンタといった方法もありますが、材質が異なるため、量産を前提とした評価には注意が必要です。その点、切削加工→射出成形という流れは、材質を揃えたまま段階的に精度を高めていける点が特徴です。

「いきなり金型を作るのは不安」「まずは少量で確認したい」といった場合に適した進め方です。

まだ検討段階でも問題ありません。「どこから始めるべきか」といったご相談からでも対応していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。