自由は責任を伴う
私は、細かいルールに縛られたり、束縛されるのがとても苦手です。
意味のあるルールや礼儀、マナーや決めごとには従いますが、見せかけの会議や
社内営業的なルールが勤め人の頃から大嫌いでした。
「長い物には巻かれろ」とか「営業は適当にしないと。社内営業が90%だ。」とか
先輩によく指摘されました。(笑)
それが、わがままと受け止められることも多くて、孤立することも多かったです。
ですが、自分の仕事の責任は、お客さまとの信頼関係を深めて売上/利益を
営業計画以上に結果としてあげる。
そうれが使命だと思っていましたので、真剣に営業活動に取り組んできました。
実績も営業計画を超える結果でしたから、会社での自由を勝ち取れました。
何も指示されないし、権限も管理職以上になってしまって・・・
本当に、組織人としては、あかんやろと言うぐらい自由でした。(笑)
自由になってみて初めて責任の重さを感じました。
どこに営業をするのか? どういう方法で? どういうものを? どうフォローして?
すべて自分で決断します。 それが最初は怖くて・・・
結果的に名刺を事業部別に4種類作ってもらい、FA関連の専用機や専用ライン、
空調関連、電機関連、ロボット、量産品の生産など他の営業とはまったく異質な
幅広い営業を経験することができました。
それが今の試作品から量産品まで対応できる基礎を作りました。
自由は責任が伴いますが・・・
能力アップには有効な環境だと思います。 ただし能力ダウンにも有効です。(笑)