プラスチック・樹脂加工ならプラスチック加工.comへ

透明の原理原則|ポリカーボネート(PC)の全光透過率と透明切削加工の追求

2015年11月8日 日曜日

透明とは何か。その原理を突き詰めると、「その先がどれだけはっきり見えるか」という状態に行き着きます。濁りがなく、曇りのない状態こそが本来の透明だと考えています。

透明度を数値で示す指標のひとつが、可視光線の透過率=全光透過率です。この数値が高いほど、光が多く通り抜け、透明性が高いことを意味します。

プラスチック加工.comでは、ポリカーボネート(PC)の透明切削加工を得意とし、理想的な全光透過率を約90%と捉えています。

実際の材料では、板材の厚みによって透過率が異なり、t10mmで約80%、t5mmで約86%、t2mmで約88%といった差が見られます。またメーカーやグレードによっても数値は変化します。

これまでの開発試作では、レンズ用途のポリカーボネート切削品において全光透過率89〜90%レベルの仕上がりとなり、複数のメーカー様から評価をいただいた実績もあります。

ただし現時点では自社での計測設備は保有していないため、正確な数値評価については外部機関での測定を検討しています。

今後は透明度の「感覚」ではなく「数値」としても裏付けできるよう、全光透過率の計測体制についても整備を進めていく予定です。

透明ポリカーボネート切削の品質向上に引き続き取り組んでまいります。