ポリカーボネートを厚さ0.25mmまで切削加工できるのか検証しました
「どこまで薄く切削加工できるのか。」これは開発試作に携わる加工会社にとって、技術力を高めるための大切なテーマの一つです。
今回、ポリカーボネート(PC)を使用し、厚さ0.25mmの薄肉試作モデルの切削加工に挑戦しました。ポリカーボネートは耐衝撃性に優れた樹脂ですが、薄肉になるほど加工中の変形や割れ、振動などが発生しやすくなります。そのため、加工条件や工具選定、固定方法など、さまざまな工夫が必要になります。
実際に加工した結果、試作品は破れることなく完成しました。しかし、厚さ0.25mmまで薄くなると、本来は硬さを持つポリカーボネートもゴムのように柔らかくなり、大きくしなる状態になりました。このような結果も、実際に加工してみなければ分からない貴重なデータです。
加工技術の向上に近道はありません。薄肉加工だけでなく、深穴加工や細穴加工、微細溝加工など、日々さまざまな加工テストを繰り返し、加工条件を蓄積することが品質向上につながります。その積み重ねが、お客様からの新しいご相談や難しい試作にも対応できる技術力につながっています。
プラスチック加工.comでは、研究開発から生産現場まで対応し、目的に合わせた加工方法をご提案しています。薄肉加工や難加工部品についても図面段階からご相談いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
