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TPX(ポリメチルペンテン)の透明処理で可視化試作品を製作します

2016年8月12日 金曜日

TPX(ポリメチルペンテン)は、耐熱性や耐薬品性に優れた透明樹脂として、内部構造や流体の動きを確認する可視化試作品にも採用されています。しかし、試作品は少量製作が中心となるため、射出成形ではなく切削加工で製作するケースがほとんどです。

切削加工では、マシニングセンタや旋盤による加工跡が表面に残ります。この加工跡によって表面が白くかすれ、内部が見えにくくなるため、そのままでは可視化用試作品として十分な性能を発揮できません。

そこで、切削加工後に透明処理と研磨を行い、表面を丁寧に仕上げます。加工跡をできるだけ目立たなくすることで、内部構造や液体の流れなどが確認しやすい状態へ仕上げています。ただし、切削加工品の透明度には素材の特性による限界があり、射出成形品と比較すると透明度はわずかに劣ります。

それでも、TPXは高温環境でも黄変しにくく、透明性を維持しやすいという特長があります。そのため、耐熱性と可視化の両方が求められる試作品では、多くの開発現場で採用されています。

プラスチック加工.comでは、研究開発から生産現場まで対応し、TPXの切削加工から透明処理まで一貫して対応しています。図面段階からでもご相談いただけますので、可視化を目的としたTPX試作品をご検討の際は、まずはお気軽にご相談ください。