シンプルな簡易治具で機能を満たす
これは、回転シルク印刷用に製作した簡易治具です。
数量が20個未満と少なく、本格的な治具製作によるシルク印刷が
できず簡易治具を考えました。
費用が掛けられない小ロットの部品加工では、手刷りのシルク印刷で
対応することになります。
品質は、量産部品とまったく変わりません。
数量が増えてもコストが大幅に下がらないだけの差です。
切削加工では、こういった簡易治具を製作して機械加工しています。
寸法精度の厳しい機能部品を、高精度で加工するために創る治具。
見栄えは悪くともポイントはしっかりおさえています。
こういった治具を思考して創る能力が、開発ものづくりでは技術力の
差となります。