真空注型による開発試作モデル製作|数十セットの試作に適した工法とは
開発試作では、評価や組立確認、展示会用サンプルなど、同じ部品を複数個必要とする場面があります。しかし、そのためだけに射出成形金型を製作すると、金型費や製作期間が大きな負担になることがあります。
そこで選択肢となるのが真空注型です。
真空注型は、切削加工で高精度なマスターモデルを製作し、そのマスターモデルからシリコンゴム型を作製して樹脂を注型する工法です。マスターモデルの形状を忠実に転写できるため、デザイン確認や組立評価、機能確認用の試作モデルを高い再現性で製作できます。
数十セット程度の試作品であれば、すべてを切削加工で製作するよりコストを抑えられる場合が多く、射出成形用金型を製作する前の評価工程にも適しています。また、開発途中で設計変更が発生した場合でも、金型を新たに製作するより少ない負担で仕様変更に対応できることも真空注型の大きなメリットです。
試作工法は、数量だけで決めるものではありません。必要な精度や外観、評価内容、納期、コストを総合的に考えて選定することで、開発全体の効率を高めることができます。
(株)アリスでは、切削加工によるマスターモデル製作から真空注型まで一貫して対応しています。開発試作で数十セット程度の製作をご検討の際は、用途や評価内容に合わせて最適な工法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
