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PPSを試作材料に選ぶ理由|高温環境で使う機械部品の材料選定

2017年10月5日 木曜日

開発部品の材料選定では、「どの程度の温度で使用するのか」「薬品に接触するのか」「寸法安定性が必要なのか」など、実際の使用条件から材料を考えることが重要です。

高温環境や薬品を使用する設備などで候補となる材料の一つが、PPS(ポリフェニレンサルファイド)です。

PPSは耐熱性や耐薬品性に優れ、吸水による寸法変化も比較的小さいため、寸法安定性が求められる機械部品、電気・電子部品、自動車関連部品などに使用されています。

試作段階では、PPSの板材や丸棒から切削加工することで、金型を製作する前に実際の材料で部品を製作できます。設計変更が発生しても加工データを変更して対応しやすく、少量の機能試作では有効な方法です。

ただし、PPSにはさまざまなグレードがあり、ガラス繊維などの充填材によって特性や加工性も変わります。材料名だけで判断せず、使用環境と要求性能に適したグレードを選ぶことが重要です。

プラスチック加工.comでは、PPSの切削加工だけでなく、用途や必要な精度を確認しながら試作方法を検討しています。PPS、PEEK、PBTなど高機能樹脂の材料選定や試作加工についても、お気軽にご相談ください。