MCナイロンの切削加工|ギア・ローラー・機械部品に使われる理由
MCナイロンは、機械的強度や耐摩耗性、摺動性に優れたエンジニアリングプラスチックで、生産設備や産業機械の部品として幅広く使用されています。

代表的な用途には、ギア、ローラー、プーリー、ガイド、スペーサー、軸受などがあります。金属部品をMCナイロンに変更することで、軽量化や摺動性の向上、相手部品への攻撃性の低減などが期待できる場合もあります。
MCナイロンは板材や丸棒、パイプ材などから切削加工できるため、金型を製作せず、1個の試作から数十個程度の機械部品まで必要数量に合わせて製作できます。
一方、設計時に注意したいのが吸水による寸法変化です。MCナイロンは使用環境の湿度や水分の影響を受けるため、精密な嵌合部品では使用環境まで考慮した公差設定が重要になります。
単に「加工しやすい樹脂」という理由だけで選ぶのではなく、荷重、摺動条件、使用温度、湿度、必要精度から材料を判断することがポイントです。
プラスチック加工.comでは、MCナイロンの切削加工によるギアやローラー、生産設備部品、機械部品を製作しています。1個の交換部品や小ロット製作についても、お気軽にご相談ください。