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ポリカーボネート加工とアクリル加工の違い

2015年11月8日 日曜日

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開発試作のアリスは、透明切削で創る試作モデルを得意としています。

 

ポリカーボネート(PC)とアクリル(PMMA)の加工方法は

かなり違います。

透明アクリルは、硬質で割れやすいので薄いものは要注意。

仕上げはリューターやバフで磨けば磨くだけ透明度がアップ。

仕上げに時間をかけた分だけ美しくなります。

透明ポリカは、弾性がありますが傷つきやすく切削加工や

磨きでは白くかすれた感じになってしまいます。

磨きや研磨、透明化処理で透明度をアップさせていきますが、

アクリルのように強引にはできず、かなり気を使います。

割れにくいのでアクリルからポリカーボネートに代わって

きた部品なども多数。

部品の素材は、アクリルよりもポリカーボネートが多いよう

に感じます。

アクリルは板のカットや穴加工、接着など難しい形状を削る

ような試作は少なくなってきているように思います。

ちなみにアクリルはレジンキャスト、ポリカーボネートは

インジェクション射出成形となります。

透明試作はぜひアリスにお声かけ下さい。