複雑形状の切削加工は治具で決まる|多面加工・サイド加工の治具設計
切削加工する部品の形状が複雑になるほど、加工治具の重要性は高くなります。
上面だけを加工する単純な部品であれば、一般的な固定方法で対応できることもあります。しかし、側面に穴や溝がある、複数方向から高精度に加工する、薄肉でクランプできる場所が少ないといった形状では、専用治具が必要になるケースがあります。
そこで重要になるのが、部品形状だけを見るのではなく、加工工程から逆算して治具を設計することです。
どこを最初の加工基準にするのか。持ち替えたときに基準をどう再現するのか。工具が治具に干渉しないか。加工部分の近くを適切に保持できるか。
こうした条件を3D上で確認しながら、加工プログラムと治具を一緒に考えていきます。
良い加工治具を製作できれば、ワークの脱着や位置決めが安定し、段取り時間を短縮できる場合があります。同じ部品を数十個、数百個と加工するときには、この差が加工コストや納期にも大きく影響します。
プラスチック加工.comでは、開発試作や多品種加工で培ったノウハウを活かし、複雑形状に合わせたアルミ加工治具を3D設計・製作しています。加工工程を含めた治具設計についても、お気軽にご相談ください。