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PC透明試作品は切削加工と射出成形をどう使い分けるか

2017年4月14日 金曜日

ポリカーボネート(PC)の透明試作品を製作する際、切削加工と試作金型による射出成形のどちらを選ぶべきか迷うことがあります。

判断の基準になるのは、必要数量、評価目的、形状、納期、設計変更の可能性です。

切削加工は、金型を必要としないため、一品から少量の試作に適しています。設計変更にも対応しやすく、透明可視化モデルや機能確認用部品を短期間で製作したい場合に有効です。

一方、数十個から数百個など、同一形状の試作品をまとまった数量で必要とする場合は、試作金型を使った射出成形が有力な選択肢になります。初期費用として金型費は必要ですが、数量が増えるほど一個あたりの製作費を抑えられる可能性があります。

射出成形では、量産で使用する予定のポリカーボネート材料を使い、成形品としての状態を評価できます。レンズや透明カバー、導光板などでは、切削品だけでは確認しにくい樹脂の流動状態、収縮、ヒケ、反り、ウェルドラインなどの検証にも役立ちます。

ただし、必要数量が少ない場合や設計が固まっていない段階では、試作金型の製作が過剰になることもあります。最初は切削加工で形状と機能を確認し、設計決定後に試作金型へ移行する方法も有効です。

プラスチック加工.comでは、切削加工と試作成形の両方から、開発段階に合った製作方法を検討しています。