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可視光線透過率を測定するサンプルが完成

2016年5月18日 水曜日

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開発試作のアリスでは、科学的な開発モノづくりをテーマにしています。

今回は、需要が多いポリカーボネート(PC)の切削加工品を「透明度」

調査していきます。

アクリルを切削加工して綺麗に仕上げるお会社さまは、たくさんあると話を聞きます。

ですから後回しにして、綺麗な「透明度」で仕上げる会社がないと

言われているポリカーボネート(PC)の「透明度」を調べたいと思います。

 

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試験の内容は、可視光線の透過率を調べようというもの。

ポリカーボネート(PC)を切削加工すると傷ができ、白く濁り、光が透過しなくなります。

その切削加工品を透明に仕上げていきます。

機械加工はそれぞれの会社で大きな違いなく、磨きや研磨、透明化

技術で「透明度」のレベル差が大きくなります。

テストは切削加工する前の素材である板と切削加工して仕上げて、

透明化処理を行ったサンプルを測定。

素材の可視光線透過率も100%ではありません。

また板厚の違いで可視光線透過率が変わります。

その素材の透過率を100%として、加工サンプルがどれだけ

可視光線を透過させるのかを測定してデータ化したいと思います。

データがまとまり次第、ご報告させていただきます。