海外で生産する2色成形を国内で検証①
例えば導波路の開発ものづくり。
現在は、導波路と樹脂ブッシュで部品を製作する場合、2部品を
別々に射出成形で製作してから接着で組立。
その問題点では、手作業の接着で起こる重要寸法のバラつき。
また接着不良によるLEDの光漏れで設計スペックがでない。
工程も複雑になり、手は暇がかかる。
そこで、2部品を同じ金型内で成形する2色成形で検討。
まずは透明部品の導波路を成形、そのまま同じ金型内で黒色の
樹脂ブッシュを成形する事で2つの異材である部品を同時成形。
完成は2部品がくっついて離型されてくるので、接着の工程が
不要となります。
精密な精度で製作された金型内で同時に成形するので、寸法精度
や位置関係も精密に部品が完成します。
精度が高いので、当然LEDの光漏れも防げるので、センサー部品
として、精度よく仕上がります。
量産部品の生産を海外で安心して行うためには、2色成形の検証
を国内で行いたい。
その方法は②で説明します。
センサーやレンズ、ウインカーなどの開発ものづくり
導光板や導波路を試作から量産まで製作しております。
試作では、ポリカーボネートやアクリルを機械加工して製作。
ライティングや機能などのスペックを試作サンプルで検証。
形状や材質を決定いただきます。
試作サンプルで仕様を決定後、量産試作サンプルを射出成形で製作。
実機テストが行われています。
センサーやレンズは海外生産が多く、量産試作や生産初期品のみを
国内で製作して、その後は海外生産するケースが多いので、数万個
までぐらいの生産をお任せいただいております。
ウインカーレンズのアフターパーツなどは数千個のため、在庫品の
ストックが減ってきたところでご注文いただいて製造しています。
画像はすべて展示会で使用したサンプルのため、センサーやレンズ、
ウインカーレンズなどではありません。
実際のお仕事は守秘義務があり、お見せできません。
リアリティには、程遠いのでイメージできにくい事はご容赦願います。
金属部品の追加工
金属加工は、旋盤やCNCマシニングセンタ、ワイヤーカットや
レーザーカット、放電加工などを駆使して行っております。
新規での部品加工だけでなく、追加工にも対応しております。
シャフトをカットして、旋盤でシャフト径を加工して細くする。
治具にザグリを追加で加工するなど、様々な金属の追加工を
行っています。
金属部品の追加工なども含めた金属加工はぜひお声掛け下さい。
ABS(透明)の透明化処理結果
ABS(透明)素材がとてもひどい。
これが透明と呼べるのであろうか?
表面も凸凹でも値段はそれなりにします。
厚み30㎜以下であれば以下のように仕上げることができます。
素材の透明度を超えることができませんが、それなりに
使えるレベルには仕上がりました。
磨いてからスリガラス調にしてみました。
シャキッとシャープなアクリルのようにはなりません。
ですが、ABSは柔らかいのでアクリルのように割れないと
いう利点があります。
価格もリーズナブルです。
それぞれ特徴のある素材を適切に選ぶことが重要。
素材を変えての試作も行っています。
試作金型と簡易金型の違い
試作型と簡易型の違いです。
試作型は、当然、試作品を製作する金型です。
機能試作や量産試作などのサンプルを作るために
製作する射出成形用の金型です。
素材を鋼材からアルミに変更したり、モールドベースを
共有してのカセット型にであったりします。
するのですが、量産部品の図面スペックはクリアします。
素材を変更しても、寸法精度や品質は量産金型レベル。
モールドベースが共有のため、冷却装置が専用でなかったり
金属の高精度加工機で簡易金型を製作
関東では有名で最高級な高精度加工機。
碌々産業のCNCマシニングセンタです。
この高性能機で機械加工して、簡易金型や試作金型を製作します。
長期間、取引して来た仲間の会社設備です。
少量多品種の量産部品や試作サンプルを射出成形で製作していますが、
金型をこういった機械設備で切削加工しています。
射出成形機は360トンまで各種ございます。
肉厚が分厚い製品に油圧で押し込むパワフルな射出成形機もあり、
レンズなどの成形に対応しています。
高精度部品の製作はぜひお声掛け下さい。
現物の追加工をサクッと対応
現物を御支給いただいての追加工を得意としています。
部品や試作品を製作する時に試行錯誤して製作する加工治具
のアイデアを活かして追加工を行います。
CNCマシニングセンタや彫刻機、ボール盤やその他道具などを、
追加工用治具も含めて、最適をチョイスするので安価でスピーディー
に追加工を行います行います。
現物の3Dデータが必要となる形状もあります。
追加工後の3Dデータがあればベストです。
現物データがなくても追加工できる場合も多々ございます。
追加工部は、スケッチでも、文章でも、現物に書いていただいても
理解できれば追加工します。
現物の追加工はぜひ(株)アリスにお任せ下さい。
設計→モデリング→試作サンプル製作→部品製作まで
(株)アリスは、開発ものづくりのエンジニアリング会社です。
イメージだけのスケッチからでもご要望の部品を製作できます。
丁寧にヒアリングしながら、設計要素も含めて3Dデータを
作成していきます。
モデリング/プログラム/3D/2D/図面データの作成など、
それぞれの要素を得意とするCAD/CAMを使って開発ものづくり
を進めていきます。
現物から、デジタルデータを作成して部品を製作するリバース
エンジニアも行っています。
筐体設計や機構部品設計などを3Dデータで作成します。
機構設計も対応しています。
それらを試作品で検証して、変更点を3dデータに盛り込み、
データを完成させます。
完成した部品データを量産部品の製造に向けたの作り込みを
行います。
必要となる重要管理寸法図、組図なども作ります。
海外やお取引先で量産化するときに必要となります。
開発でのものづくりは、お気軽にお声かけ下さい。
金属部品を単品から製作対応
金属加工品について。
アルミや真鍮、銅などの非鉄金属や、ステンレス、鉄などの
金属加工も実績豊富です。
加工方法は機械加工では旋盤やマシニングセンタでの切削加工や
板金プレス、レーザーカットやワイヤーカットなど、形状や材質、
数量や納期などを考慮して選択します。
板金プレスで金属部品を加工してから、インサートで樹脂部分を
成形する事もできます。
金属部品や治具の製作もお気軽にお問い合わせください。
強みとなるぐらいの能力は誰でも発揮できるはず。
よく「能力」って言葉をよく使いますが、真の意味を調べてみました。
1.物事を成し遂げることのできる力。
「能力を備える」「能力を発揮する」
goo国語辞書
能力=物事を成し遂げることのできる力!!
であれば、粘り強くあきらめずに成し遂げることが能力です。
能力=あきらめないこと。
とも言えるのではないでしょうか?
他人より能力が高い人は、目標の達成をあきらめない人。
覚悟の問題だけで、誰でも強みとなる能力は発揮できると考えています。