海外で生産する2色成形を国内で検証①
例えば導波路の開発ものづくり。
現在は、導波路と樹脂ブッシュで部品を製作する場合、2部品を
別々に射出成形で製作してから接着で組立。
その問題点では、手作業の接着で起こる重要寸法のバラつき。
また接着不良によるLEDの光漏れで設計スペックがでない。
工程も複雑になり、手は暇がかかる。
そこで、2部品を同じ金型内で成形する2色成形で検討。
まずは透明部品の導波路を成形、そのまま同じ金型内で黒色の
樹脂ブッシュを成形する事で2つの異材である部品を同時成形。
完成は2部品がくっついて離型されてくるので、接着の工程が
不要となります。
精密な精度で製作された金型内で同時に成形するので、寸法精度
や位置関係も精密に部品が完成します。
精度が高いので、当然LEDの光漏れも防げるので、センサー部品
として、精度よく仕上がります。
量産部品の生産を海外で安心して行うためには、2色成形の検証
を国内で行いたい。
その方法は②で説明します。