PTFE=ポリテトラフルオロエチレン
☆フッ素樹脂
PTFE=ポリテトラフルオロエチレン 四フッ化エチレン樹脂とも言います。
高い耐熱性、耐寒性(約-250~260℃)を持ち、
優れた耐薬品性を有します。
フッ素が摩擦係数を低減してすべり特性が 高く、
絶縁性や耐候性も優れています。
医療機器部品や半導体、液晶関連の部品、 摺動部品である
ローラーや実験器具などに 使われています。
今回はシートの加工を行います。
お鍋のテフロン加工はこの樹脂を吹き付けて コーティングしたものです。
聞きなれたテフロンはのデュポンの商品名となります。
PPSU樹脂(ポリフェニルサルフォン)の在庫

板材であれば、t3・t5などが国内在庫として取り寄せできます。
その他サイズを海外から取り寄せもできますが、納期がかかります。
PPSUの試作は開発試作アリスにお気軽にお声かけ下さい。
PPSU樹脂(ポリフェニルサルフォン)の特徴Ⅱ

厚みがある時は濃い色ですが、
薄く削るとぼんやりと透けて 見えます。
はっきりとは可視化できませんが、
耐熱性が高い透明樹脂は透明度が落ちてしまいます。
白・黒・青・黄色・赤・緑など豊富なカラーバリエーション があります。
PPSU樹脂(ポリフェニルサルフォン)の特徴Ⅰ

吸水性が極めて低いのが特徴です。
耐衝撃性や耐薬品性、蒸気滅菌への耐久性に優れています。
医療分野で使われている素材になります。
TPX(ポリメチルペンテン)PMP_透明樹脂の海外メーカー品の在庫

在庫があり入手可能です。
他のサイズもあるようです。
TPX(PMP)の試作はぜひ開発試作アリスにお声かけ下さい。
TPX(ポリメチルペンテン)PMP_透明樹脂の国内メーカー品の在庫

それも、t30㎜だけです。
開発試作アリスでも、PMP板材t30は在庫しています。
カタログには丸棒のΦ50とΦ100が記載されていますが、
試作でΦ50がサンプル製作された段階。
PMPペレットがしゃぶしゃぶなので押出成形が技術的に
難しく、テスト製作中だとの事です。
そのΦ50丸棒サンプルを販売できるか確認中です。
TPX(ポリメチルペンテン)PMP_透明樹脂の試作Ⅱ

磨いて研磨。
仕上げていくと、なんとか視えるようになります。
これ以上は素材の透明度があり、可視化できません。
射出成形品よりも少し劣る透明度になります。
高温で耐える素材では黄変がなく透明ではあります。
TPX(ポリメチルペンテン)PMP_透明樹脂の試作Ⅰ

試作品は数量が少なく、射出成形ではできません。
形状が変わる可能性が高く、金型費用も高額です。
そこでマシニングセンタや旋盤で切削加工するのですが、
削るとかすれた傷が残り、可視化できなくなります。
※画像の上部面を参照願います。
そこで透明処理を致します。
TPX(ポリメチルペンテン)PMP_透明樹脂の特徴

透明樹脂の中で最高の耐熱・耐薬品・強度を持つと
言われているTPX(ポリメチルペンテン)PMP。

優れた耐スチーム性や耐衝撃性は、滅菌処理を常に行い、
破断が許されない理化学実験器具や医療機器部材で使用 されています。

最高の耐熱で溶剤に強く強度があって軽い。
アクリルは耐熱性はそこそこですが、溶剤に弱く、割れやすい。
ポリカは耐熱性がそこそこで割れにくいですが、溶剤に弱い。
TPX(PMP)がそういった環境で活きてくる素材となります。
TPX(ポリメチルペンテン)PMP_透明樹脂の最高峰

持つと言われている スーパーエンプラ。
優れた耐スチーム性や耐衝撃性を有する樹脂です。
理化学実験器具や医療機器部材、食品容器や
樹脂型など、用途が広がってきたようです。
開発試作アリスで切削加工することが増えました。