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PPS(ポリフェニレンサルファイド)のテスト用治具

2020年6月16日 火曜日

ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂です。

耐熱性、難燃性、機械特性、寸法安定性、耐薬品性があります。

安定したバランスの良い性能であり、射出成形での量産化も スムーズなため

各分野での使用が広がっており、需要も伸びています。

常用耐熱温度は220〜240℃を高く、耐寒性も−20℃まで耐性があります。

優れた耐薬品性で、有機溶剤にも侵されません。

疲労特性、クリープ性にも優れていて、耐侯性や耐加水分解も高い。

難燃性を備えていて、耐ヒートショック性もあり、成形性がよいため、

複雑な形状でも成形できます。

コネクタや電子部品、モーター部品など、過酷な環境下で使用される

部品はPPSで製作されています。

(株)アリスでも試作部品や製品として製作実績が多い樹脂素材です。

切削加工ではバリが発生しやすく割れやすいのですが、(株)アリス では、

高さt25㎜であれば、薄肉0.05㎜まで切削加工で再現できます。

射出成形での可能な肉厚のt0.5㎜やt0.3㎜は問題ありません。

その他、テストに使用する治具などにも実績が豊富です。

画像はナチュラルですが、40%ガラスコンパウンド入りも 切削加工や簡易金型

での射出成形で試作品や量産試作品などを製作しています。

PBT(GF30)を切削加工している動画です。

ぜひご覧下さい。