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開発試作の機械加工は加工治具の発想がポイント

2021年5月10日 月曜日

開発試作アリスでは、試作サンプルや、治具、部品の追加工など

をたくさん行って来ました。

その経験やノウハウを活かして、仕事内容に合った加工治具を思いつく

ヒラメキを持った開発エンジニアたちが、ご依頼に対応致します。

機械加工では、加工治具の良し悪しが寸法公差や、ソリや歪みなどの

発生レベルを決めます。

高品質な部品や治具、試作サンプルが製作できるか否かは加工治具が

決めると言っても過言ではありません。

大雑把で寸法公差を求めない安価にしたい部品の追加工などでは、

彫刻機用のABS治具で十分対応ができます。

一般公差よりもはるかに厳しい部品精度が求められる場合は、それなりの

素材でしっかりとクランプできる加工治具を製作しなければいけません。

インサートやヘリサートなどの挿入でも形状によっては、知恵を絞って

加工治具を考える場合があります。

開発ものづくりでは特に加工治具のノウハウがないと加工できる

素材や形状が限られてしまいます。

画像はシルク印刷で使ったワークを回転させる簡易治具です。

ワークの向きを決める位置決めをしています。

平行度も精度よく、回転させることも簡易にできて、簡単に

脱着できるようにしています。

こういった簡易治具は切削加工や磨き、仕上げでも

ちゃっちゃと創って活用。

簡易治具が得意かどうかも高品質や納期対応力を決めるポイント。

開発試作のものづくりはぜひアリスにお声かけ下さい。