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切削加工と射出成形の分岐点

2021年4月29日 木曜日

プラスチック樹脂は、金属と比べると金型製作費や射出成形費が安価です。

簡単な形状であれば数十個であっても金型を製作して射出成形で部品を

製作する方が安価になる場合がございます。

数量が限定で、もう増える事がない部品は切削加工で製作する方が価格や

納期なども含めてメリットがあります。

発注ロットは数十個や数百個と少なくても、追加の可能性が高い場合は

多少高くても金型を製作して射出成形で部品を製作するのがメリットが

あります。

切削加工は、ある程度以上の数量までいくと、費用が安くなりません。

プログラムや、機械オペレート、仕上や材料など、作業効率がある程度

以上で変わらなくなり、コストが下がらなくなります。

射出成形では、発注ロットが多ければ、金型を2個取りとか4個取りと

いった1ショットで複数個を製作できるようにするので数量が増えれば

増えるほど、安価になりやすい製作方法となります。

切削加工と金型を製作しての射出成形。

費用だけでなく、納期や品質なども含めてトータル的な判断は(株)

アリスで提案させていただきます。

数量的には海外生産できない範囲のご発注が多くなっています。

一概には言えませんが、数万個~数百個は金型を使っての射出成形、

数百個~1個といった範囲が切削加工という場合が多と思います。

切削加工と金型を製作しての射出成形で判断をお迷いの場合は、

ぜひご連絡願います。