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試作から量産への工法切替タイミングの判断基準

2014年12月11日 木曜日

試作と量産では、同じ部品であっても最適な加工方法は異なります。

プラスチック加工.comでは、工法の切替は主に「数量」と「評価内容」によって判断しています。

まず前提として、試作段階では“形状を早く正確に確認できること”が重要になります。一方で量産では、“安定して同じ品質を繰り返せること”が重要になります。

そのため判断基準は以下の通りです。

・数量(何個必要か)
・評価目的(形状確認か機能評価か)
・要求精度(公差・外観・勘合など)

■切削加工で対応する条件
・1個〜少量(目安として〜50個程度)
・形状確認、組付け確認が目的
・設計変更の可能性が残っている段階

この段階では、短納期で形状を正確に再現することを優先します。

■射出成形に切り替える条件
・数量が増加(目安として100個以上)
・量産と同じ条件での評価が必要(強度・外観・収縮など)
・設計がほぼ確定している段階

この段階では、成形特有の挙動(流動・ヒケ・反りなど)を含めて評価することが重要になります。

現場では、「どのタイミングで成形評価に移行するか」が非常に重要なポイントになります。

早すぎる金型化はコスト増につながり、遅すぎると量産不具合の見落としにつながる可能性があります。

プラスチック加工.comでは、開発段階ごとに「何を評価するか」を整理しながら、

切削加工 → 射出成形へと段階的に工法を切り替える体制をとっています。

現状では、設計変更が残る段階では切削加工を優先し、量産条件の確認段階で射出成形へ移行する流れで対応しています。

試作から量産への移行についても、お気軽にご相談ください。