切削加工で創るプラスチック樹脂の試作モデル留意点
プラスチック樹脂の開発試作部品。
数セット程度と数量が少ない場合は、切削加工で製作することになります。
量産はインジェクション射出成形となりますので、切削加工との違いが開発
エンジニア、設計者さまの留意点となります。
例えば、ABSやPP、PBTやPPSなどガラス入り材料を使うケース。
切削加工用の板や丸棒は、ガラスのコンパウンドが混ぜ込まれています。
成形用ペレットは、ガラスフィラーです。
ですから、切削加工した試作モデルは、引っ張り強度や破壊強度が劣ります。
検証テストでは、その違いを知らなければ、検査装置を破壊してしまうことも
ありえます。
そういった経験から培ってきた留意点が、開発試作で重要なノウハウです。
開発試作のものづくりは、アリスの開発ノウハウをご活用下さいませ。