ポリカーボネート加工とアクリル加工の違い
開発試作のアリスは、透明切削で創る試作モデルを得意としています。
ポリカーボネート(PC)とアクリル(PMMA)の加工方法は
かなり違います。
透明アクリルは、硬質で割れやすいので薄いものは要注意。
仕上げはリューターやバフで磨けば磨くだけ透明度がアップ。
仕上げに時間をかけた分だけ美しくなります。
透明ポリカは、弾性がありますが傷つきやすく切削加工や
磨きでは白くかすれた感じになってしまいます。
磨きや研磨、透明化処理で透明度をアップさせていきますが、
アクリルのように強引にはできず、かなり気を使います。
割れにくいのでアクリルからポリカーボネートに代わって
きた部品なども多数。
部品の素材は、アクリルよりもポリカーボネートが多いよう
に感じます。
アクリルは板のカットや穴加工、接着など難しい形状を削る
ような試作は少なくなってきているように思います。
ちなみにアクリルはレジンキャスト、ポリカーボネートは
インジェクション射出成形となります。
透明試作はぜひアリスにお声かけ下さい。