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なぜポリカではなくポリメチルペンテンなのか!?

2020年2月12日 水曜日
理化学器具や医療業界などでよく使われている透明樹脂は、
アクリルやポリカーボネート(PC)です。
ですが、ポリメチルペンテンに変わって来ています。 その理由をまとめてみました。
その理由をまとめてみました。
ポリメチルペンテン(PMP/TPX)のアクリルやポリカーボネート に対する強みです。
主な用途は、電気・電子部品、 食品包材、食器、化粧品容器、 産業材各種、実験器具などです。
熱性性・耐薬品性・離型性・ガス透過性・耐蒸気性・低誘電特性・ 剥離性・食品衛生性
に優れるポリメチルペンテン。
たくさんの強みを持つポリメチルペンテン。
アクリルとポリカーボネートとの比較をして、もっとも 特徴的なのが、溶剤に強い事です。
食品衛生法、FAD規制、PIM規格に適合した材料で構成 されています。
アクリルやポリカーボネートのように溶剤でクラックが入らず、白く濁ったりしません。
吸水性もほとんどなく、スチーム滅菌処理でもダメージが少なく長期間使えます。
また軽く、剥離性が良いので、実験器具や容器などに使い勝手が良いです。
食品容器の新素材ポリメチルペンテン☆TPX(PMP)を 切削加工して動画です。
https://youtu.be/b94In4DyCDM
アリスオリジナルサンプルのシャーレ。
新素材を検討中にお客様に無償で提供。 耐熱性が高く透明で溶剤に強く軽い。
食品衛生法などもクリア。 理化学器具、食品容器、医療機器部材などに使われています。