プラスチックで、ここまでできる。
「この部品、金属じゃないと無理ですよね?」
開発現場や生産現場で、
そう言われる場面は少なくありません。
ですが実際には、
プラスチックだからこそ成立する部品や治具が数多く存在します。
軽い。
加工しやすい。
錆びない。
電気を通さない。
相手部品を傷つけにくい。
こうした特性を組み合わせることで、
金属では実現しにくい“使いやすさ”が生まれます。
例えば治具。
金属製治具は剛性が高く、寸法も安定します。
一方で、重く、当たると製品を傷つけやすい。
そこでプラスチック。
MCナイロンやPOM、ABSなどを使うことで、
軽くて扱いやすく、現場で疲れにくい治具になります。
実験装置や検証用部品でも同じです。
「壊れにくさ」よりも
「安全に何度も試せること」が重要な場面では、
プラスチックの方が合理的な選択になることも多い。
さらに、
切削加工で一品から作れることも大きなメリットです。
開発初期の試作や、
条件を少しずつ変えながら行う評価。
金型を作るほどではない段階では、
プラスチック切削加工が最短ルートになります。
プラスチック加工.comでは、
材料の特性だけでなく、
「どの工程で、誰が、どう使うのか」まで想定します。
持つ人は手袋をしているのか。
繰り返し脱着するのか。
実験後に洗浄するのか。
経年で寸法変化が問題になるのか。
そうした条件を整理した上で、
材料選定・形状・勘合・仕上げを決めていきます。
プラスチックは、
金属の代用品ではありません。
プラスチックで作る意味があるから使う。
その判断ができたとき、
部品や治具の完成度は一段上がります。
