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プラスチックで、ここまでできる。

2012年9月28日 金曜日

「この部品、金属じゃないと無理ですよね?」

開発現場や生産現場で、
そう言われる場面は少なくありません。

ですが実際には、
プラスチックだからこそ成立する部品や治具が数多く存在します。

軽い。
加工しやすい。
錆びない。
電気を通さない。
相手部品を傷つけにくい。

こうした特性を組み合わせることで、
金属では実現しにくい“使いやすさ”が生まれます。

例えば治具。

金属製治具は剛性が高く、寸法も安定します。
一方で、重く、当たると製品を傷つけやすい。

そこでプラスチック。
MCナイロンやPOM、ABSなどを使うことで、
軽くて扱いやすく、現場で疲れにくい治具になります。

実験装置や検証用部品でも同じです。
「壊れにくさ」よりも
「安全に何度も試せること」が重要な場面では、
プラスチックの方が合理的な選択になることも多い。

さらに、
切削加工で一品から作れることも大きなメリットです。

開発初期の試作や、
条件を少しずつ変えながら行う評価。
金型を作るほどではない段階では、
プラスチック切削加工が最短ルートになります。

プラスチック加工.comでは、
材料の特性だけでなく、
「どの工程で、誰が、どう使うのか」まで想定します。

持つ人は手袋をしているのか。
繰り返し脱着するのか。
実験後に洗浄するのか。
経年で寸法変化が問題になるのか。

そうした条件を整理した上で、
材料選定・形状・勘合・仕上げを決めていきます。

プラスチックは、
金属の代用品ではありません。

プラスチックで作る意味があるから使う。
その判断ができたとき、
部品や治具の完成度は一段上がります。