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機械加工と射出成形

2020年9月18日 金曜日

機械加工と射出成形は両輪みたいなものです。

熱可塑性のプラスチック樹脂は、数量が少ない場合は機械加工で製作。

多い場合は、射出成形で製作する場合がほとんどです。

試作サンプルや機能試作モデル、追加の可能性がほとんどない

小ロットの部品は機械加工で製作します。

射出成形では金型を製作しなければならず、金型製作費を計算して

切削で製作する機械加工よりも安価になる場合は射出成形で製作

する事になります。

切削加工部品との違いは、金型から離型する場合の抜きテーパーが

施される事や溶かした樹脂材料の流し込むゲートや離型する時に製品を

突き出すエジェクターピンの跡がつく事です。

機械加工しかできない形状の部品などは機械加工で製作しますが、

基本的には製品部品は射出成形で製作する事になります。

機械加工と射出成形を理解できている事が開発をまっすぐ進めていく

最低限の知識となります。