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アルミの溶接は難しい?

2021年6月28日 月曜日

「いつもの鉄工所さんにお願いしたら、断られた」
と困っているお客様から見積依頼が来ました。

内容は、アルミの溶接。

実は、溶接加工をされる企業のほどんどは
ステンレスや鉄などの材質に溶接されていることが多いようで
弊社の協力会社さまでも
「アルミはちょっと…」と毛嫌いされている様子。

アルミの溶接は難しいのでしょうか…?

皆さんご存知のとおり
アルミは熱伝導率が非常に高く、融点は660度と他の金属と比較してかなり低いです。


溶接加工を行うと、熱が母材にすぐに伝わってしまうため 簡単に母材自体が溶け落ちてしまいます。
加えて、溶接中に発生するガスによって”ス”が生じやすく、溶接が弱い=破損しやすい といったこともあります。


溶接の方法としては、アルゴン溶接という一般的な溶接方法で良いのですが、
ステンレスや鉄などの溶接と感覚が大きく異なる為 職人の腕が必要となります。

私たちの生活で活躍しているアルミの特性は、溶接工の職人さんにとってはかなり厄介であることがわかります。

一方でアルミの溶接を得意にしている職人さんもいますので、

「困ったな…」ということがございましたら
アリスにお声掛けください。

板金加工、曲げ、溶接、表面処理も、すべてお任せください。

それにしても、職人さんって格好いいですよね!
いつも見ていてときめいてしまいます^^

日本の技術がこれからも繋がっていきますように。