悪臭がする樹脂部品は要注意|耐熱温度オーバーによる材料劣化の事例
「機械から焦げたようなニオイがする」
「まだ新しい部品なのに劣化が早い」
そんなお悩みはありませんか?
先日、治具の消耗パーツとして紙ベーク部品のお引き合いをいただきました。現物写真を確認すると、明らかな劣化と変色が見られました。詳しくお話を伺うと、その加工機では使用中に約160℃まで温度が上がるとのこと。紙ベークの耐熱温度はおおよそ130℃程度のため、完全に使用条件を超えていました。高温状態が続くと材料が焦げ、悪臭を放つことがあります。
そこで、耐熱温度が約250℃まで対応可能なPTFE(テフロン)をご提案しました。耐熱性だけでなく、耐薬品性や必要な強度条件も満たしていたため、安心して長時間使用できるようになりました。材料費は上がりましたが、悪臭がなくなり、現場環境も改善されたと喜んでいただきました。
耐熱温度を超えた使用は、劣化や破損だけでなく発火リスクにもつながります。ABSなど他の樹脂でも同様です。
「今の材料、本当に合っていますか?」
少しでも違和感があれば、プラスチック加工.comに、ぜひご相談ください。
材料選定の見直しで、現場環境は大きく改善できます。
