真空注型のメリット・デメリット
シリコンゴム型でマスターを転写して作る真空注型の
メリットを考えました。
複雑な3D形状の筐体や切削加工では加工時間がかかる大物を
5個とか10個必要な 試作では、真空注型がコスト的に安価で
納期的にもメリットがある場合が多いです。
また20個や30個でも、プラスチック樹脂での射出成形
試作モデルを試作金型で 製作するよりはシリコンゴム型が
リーズナブルになる場合が多くメリットがあります。
ウレタンゴムやシリコンゴムの試作モデルも成形での
試作金型を作るより安価で短納期 となります。
デメリットは材質がウレタン樹脂やシリコンゴム、
エポキシ樹脂限定となることです。
また転写するためマスターの製作精度と注型での寸法精度があり、
±0.3~0.5程度 となってしまいます。
※これは通常サイズ例であり、サイズや形状によって変わります。
長文になってきましたのでまた次回に。(笑)
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