怒りをエネルギーに変える
最近若い子達と接する機会が多いので自分の若い頃を思い出します。
私の原点は初めて勤めた会社でのものづくりの経験です。
それなりに大きな会社で老舗で業界ではトップクラスでした。
その組織の中ですでに異端児扱いで製造1課の暴れん坊と
呼ばれていたようですが・・・ 人づてに聞きました。(笑)
製造部の6課や倉庫、品質管理や商品開発までを応援というカタチで経験。
当時はTQCという全社的品質管理システムの活動でリーダーを押し付けられて・・・
とても厳しい職場でもありましたが、今考えると二十歳前後の3年間ちょっとでしたが、
貴重な経験を積ませていただいたことが基礎となっているように思います。
このまま終わりたくないと転職して、それからはずっと営業として
仕事をしてきましたが、老舗の商社で何でも売って構わないという
環境が今のスタイルの原点になりました。
その商社では、私だけが複数の名刺を持っていて、新規開拓事業部と
FAシステム事業部、ロボット事業部と空調事業部という何でも売って
良い感じになっていました。
ですから、空調設備、FAシステムの専用ライン、電気設備から量産部品まで
自由に販売していました。
恵まれていたのは、エンジニアのスペシャリストとして凄い人たちが周りに
いて、いろいろなチームを組みましたので学びが多かったことです。
また営業として入社して初日に営業会議があって、営業部長に
「君には会議の内容は理解できないだろう。」と言われたことで怒りが爆発。
トラぶりましたが、なだめられて、そこから本気で営業や仕事の勉強をしました。
実務と知識の両輪が揃ってこそまっすぐに進めるんだと思います。
そこで勉強したいろいろな原理原則が今も私の基本となっています。
いつまでもプライドを忘れず、怒りをエネルギーに変えて進化して
いきたいと思います。
※特に怒ることがあった訳ではございません。(笑)
それに今は、その一言に感謝しています。