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手加工の匠の技

2013年10月28日

切削加工品には、必ず刃物の削り跡が残ります。

どれだけ高精度な機械を使い、
どれだけ丁寧に、ゆっくりと加工しても、
刃物が素材を削った痕跡は消えません。

それが、切削加工の証です。

そして――
切削加工で仕上がった状態こそが、
最もデータに忠実で、最も正確なカタチです。

図面どおり。
3Dデータどおり。
寸法も、エッジも、面も、理論値に限りなく近い。

しかし、製品としての“完成度”は
それだけでは決まりません。

光の反射、手触り、見たときの印象。
人が触れ、評価する試作品には、
もう一段階の仕上げが必要になることがあります。

そこで活きるのが、手加工の匠の技です。

削り跡を読み取り、
面の流れを整え、
エッジの緊張感を調整する。

機械が「正確なカタチ」をつくり、
人が「完成度」を高める。

デジタルとアナログの融合。
それが、アリスの試作づくりです。

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