プラスチック試作の流れ_前編:デザイン確認から始まる試作
新製品開発では、まず最初にデザイン確認用の試作モデルが作られます。
これは一般にモックアップと呼ばれ、製品の形状やサイズ感、全体のバランス、見た目の印象を確認するための試作です。
研究開発の初期段階では、図面や3Dデータだけでは分からない違和感が数多く存在します。
実際に手に取って確認することで、「思っていたより大きい」「操作しにくい」「他部品と干渉しそう」といった課題が見えてきます。
モックアップは、そうした気づきを早い段階で得るための重要な工程です。
この段階では、
「この形状で問題ないか」
「次の機能検証に進めるか」
を判断する役割を担っています。
ここでの確認が不十分なまま次工程へ進むと、後工程での大幅な修正や手戻りにつながり、開発全体の時間とコストが増えてしまいます。
