可視光線透過率を測定するサンプルが完成
開発試作のアリスでは、科学的な開発モノづくりをテーマにしています。
今回は、需要が多いポリカーボネート(PC)の切削加工品を「透明度」
調査していきます。
アクリルを切削加工して綺麗に仕上げるお会社さまは、たくさんあると話を聞きます。
ですから後回しにして、綺麗な「透明度」で仕上げる会社がないと
言われているポリカーボネート(PC)の「透明度」を調べたいと思います。
試験の内容は、可視光線の透過率を調べようというもの。
ポリカーボネート(PC)を切削加工すると傷ができ、白く濁り、光が透過しなくなります。
その切削加工品を透明に仕上げていきます。
機械加工はそれぞれの会社で大きな違いなく、磨きや研磨、透明化
技術で「透明度」のレベル差が大きくなります。
テストは切削加工する前の素材である板と切削加工して仕上げて、
透明化処理を行ったサンプルを測定。
素材の可視光線透過率も100%ではありません。
また板厚の違いで可視光線透過率が変わります。
その素材の透過率を100%として、加工サンプルがどれだけ
可視光線を透過させるのかを測定してデータ化したいと思います。
データがまとまり次第、ご報告させていただきます。