試作金型による射出成形|量産前の評価に適した試作方法とは
開発試作では、「量産と同じ材料・同じ成形方法で評価したい」という場面が数多くあります。そのような場合に有効なのが、試作金型による射出成形です。
試作金型は、アルミなどを使用したカセットタイプの簡易金型で製作するため、量産金型と比較して短期間・低コストで成形品を製作できます。一般的な形状であれば、約2~3週間程度で試作品を準備できるケースもあり、開発スケジュールの短縮に役立ちます。
試作金型の大きなメリットは、量産で使用する樹脂材料を用いて成形できることです。そのため、形状確認だけでなく、組立性や強度、収縮、反り、ゲート位置の影響、インサート成形の確認など、量産を見据えた評価を行うことができます。
電子部品、自動車部品、車載機器、電装部品などでは、量産前に実際の成形品で評価を行うことが重要です。試作金型を活用することで、設計変更や金型修正が必要なポイントを早い段階で把握でき、量産開始後のトラブルやコスト増加のリスク低減にもつながります。
試作方法は、切削加工、真空注型、試作金型など、それぞれに適した用途があります。必要な数量や評価内容、納期、コストを総合的に判断し、最適な工法を選択することが、効率的な製品開発には欠かせません。
量産を見据えたプラスチック射出成形試作やインサート成形、試作金型をご検討の際は、用途や開発目的に合わせた最適な試作方法をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
