PPS切削加工とは?
― 高耐熱樹脂を“評価できる形”にする試作技術 ―
PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂は、
高温環境でも性能が安定する高耐熱エンジニアリングプラスチックです。
耐熱性、耐薬品性、寸法安定性に優れ、
自動車部品や電子機器、産業機械の機構部品に多く使用されています。
このPPSを切削加工で試作することには、大きな意味があります。
射出成形では金型が必要ですが、切削加工であれば
設計データをもとに、短期間で立体形状を再現できます。
研究開発段階で頻繁に行われる形状変更や寸法調整にも柔軟に対応でき、
評価スピードを落とさずに検証を進められます。
また、切削加工では、
「どの部分に熱がかかるのか」
「どの部位が変形しやすいのか」
といった設計上のクセを、実物で確認することが可能です。
これは図面やシミュレーションだけでは見えにくいポイントです。
PPS切削加工による試作は、
単なる代替手段ではなく、
設計の完成度を高めるための重要なプロセスです。
プラスチック加工.comでは、
PPS樹脂の特性を理解した上で、
評価・検証に適したワーキングモデルの試作を行っています。
