PPS(ポリフェニレンサルファイド)の機械切削加工
PPSと呼ばれる、ポリフェニレンサルファイド樹脂。
融点が約280℃の高い耐熱性や、優れた耐薬品性、難燃剤を添加せずに
自己消火性を実現するプラスチック樹脂です。
(株)アリスでは、金属や熱硬化性樹脂からの代替を中心に、
FA省力化機器、生産ライン設備、食品加工機械、表面処理設備、
メッキ設備、化学プラント、精密機器などの部品に使用されています。
高さ25㎜でどれだけ薄く機械加工で切削できるのかをテストしました。
結果、厚みt0.05㎜まで切削加工できました。
その薄肉での用途は今までありませんが、現実的な厚みt0.5mmや
t0.3mmは機械加工できます。
開発モーターのインシュレーターや絶縁部品などの試作ではどんどん
薄くなってきています。
PPSのナチュラルでもガラス入りでも機械加工の実績は豊富です。
PPSの機械加工で切削部品を製作する場合はぜひお声かけ下さい。