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レンズカットサンプルをポリカーボネート(PC)で作る

2021年3月6日 土曜日

(株)アリスは創業当時から ポリカーボネート(PC)の透明化処理に

力を入れて来ました。

感覚に頼った職人技でなく、開発エンジニアとして、理論的に追及した

透明化処理をずっと研究開発しています。

ポリカーボネート(PC)の透明化処理は、それぞれの季節による微妙な

環境の変化によっても影響を受ける繊細な作業です。

それを論理的に分析して、樹脂の基本的な化学変化を見極めていくのに、

3年間掛かりました。

基本的にレンズカットは磨いたり、研磨せずに、透明化処理を

行っています。

できる機械加工の正確なカタチを活かすために、何もしない。

それが3Dデータにもっとも忠実なカタチで製作するポイントです。

透明化処理も一瞬だけの作業で、カタチを崩さないように心掛けて

います。

ポリカーボネート(PC)の透明化処理を分析して、誰でも安定した

結果が得られるように設備や道具、作業方法を標準化しています。

特にレンズカット部分は磨いたり研磨しないので、手加工の時間が

短縮でき、リーズナブルな価格で素早く納品できます。

もう弊社では特に難しい仕事では無くなりました。

私たち(株)アリスのポリカーボネート(PC)製品は、例え試作サンプル

だとしても、形状確認用のモックアップだとか、簡易的に光り方を検証

するための試作のための試作品として製作していません。

センサーの機能検証用やバイクの許可申請に使うシビアなライティング用

のウインカーレンズ、医療や医科学機器の製品として使用される部品などを

製作しているので、試作品でもなんちゃってとしては製作しません。

開発現場のエンジニア様たちに負けない情熱とプロフェッショナルとして

の意識でご期待を超える製品を製作します。

レンズカットやライティング部品をポリカーボネート(PC)で製作

する場合は、ぜひお声かけ下さい。