アリスのオリジナルサンプル「ギアボックス」
アリスでは、研修も兼ねてのオリジナルサンプルを製作しています。
その中でも見栄えがするのが、この「ギアボックス}と名づけたサンプルです。
筐体はポリカーボネート(透明)を板から削りだしました。
内部のギアもポリカーボネート(透明)の切削加工品で染色しています。
もう製作してから2年間ほど経過していますが、これに代わるサンプルを
創る余裕がなくて、いまだにメインで使っています。
これが、ギアボックスの3Dデータです。
このデータから製作したパーツが真ん中の写真です。
まずはCGでイメージを確認して3Dデータを作成しました。
そのデータで勘合などの調整を行って、機械加工で製作しました。
昔は図面でしたが、今は3Dデータを作り問題点をチェックしてから
パーツを製作しますので、まず入らないなどの問題は起こりません。
ですが、繊細なメカ的な動きをさせる機構設計部品はワーキングモデルと
呼ばれる試作品で狙い通りの動きをスムーズにするのかを検証する必要があります。
CADデータも年々進化していきますが、試作モデルでの現物確認がまだ必要です。
アリスは3Dデータで製作する試作モデル製作が得意です。
開発プロセスで創る試作モデルはお気軽にお声かけ下さい。