ガラス入り樹脂の試作ポイント
― 強度評価は“加工段階”から始まっている ―
PPSやPBTなどの高耐熱樹脂には、
ガラス繊維を配合した材料が多く使われます。
ガラス入り樹脂は、高い剛性と耐久性を持つ一方で、
加工難易度が高い素材でもあります。
切削加工では、
工具摩耗が激しく、
繊維方向による仕上がり差やバリの発生など、
材料特有の課題が現れます。
そのため、ガラス入り樹脂の試作では、
加工条件や刃物選定のノウハウが品質を左右します。
試作段階で重要なのは、
単に形を作ることではありません。
・設計通りの強度が出ているか
・応力が集中する箇所はどこか
・量産時に問題が出そうな構造はないか
こうした点を、試作部品から読み取ることが目的です。
ガラス入り樹脂の切削試作は、
量産時のトラブルを事前に想定するための
“実物によるシミュレーション”とも言えます。
プラスチック加工.comでは、
ガラス入りPPS・PBTを含む高機能樹脂の試作を通じて、
研究開発から生産現場までを見据えた評価を支えています。
