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ポリカーボネート(PC)の透明化処理技術を追いかけて

2015年10月21日 水曜日

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15年前は商社的に外注を使って、家電や電子機器の透明モデルや営業モデルで

透明試作モデルをアクリルメインで製作していました。

それから、アミューズメントの試作で表ユニット、役、物ライティングパーツを

切削加工で創るようになりました。

その頃から、アクリルよりポリカーボネートの切削試作が多くなっていきました。

アミューズメントは3次元曲面の裏にレンズカットが入るという難しい加工。

研究して、スピーディーに精度良く美しく切削加工する技術を確立して

いきました。

加工治具や磨き、透明化処理の技術を研究して高品質を安定化。

10年前には、3次元曲面やレンズカット加工で磨きレスを実現。

それまでには、木や恐竜、石や鳳凰など自然な凹凸があるカタチで

切削加工の技術向上のためにさまざまな機械加工を試すために製作。

同時にメッキ、蒸着、塗装などの表面処理、二次加工を試しました。

実務での経験が豊富になり、加工技術も徹底的に研究した甲斐があって、

当時から高品質で高い評価をいただいていました。

それからは、さまざまな業界でのライティングパーツやレンズ、リフレクター

などの試作モデルを創ってきました。

この5年間は、それらの加工技術を熟成、進化発展させてきています。

透明化処理技術の専用設備を流用してカスタマイズしたり、道具も揃えました。

かなり、ポリカーボネートやアクリルを理解することができました。

透明アクリルや透明ABSの切削加工も追いかけていますが、今は

ポリカーボネートの透明切削を更に深く追及していこうと思います。