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リバースエンジニアリングで実現する、バイク部品カスタマイズという選択

2023年12月24日 日曜日

プラスチック加工.comでは、現物部品から形状を読み取り、
新たな価値を加えて再構築するリバースエンジニアリングを得意としています。

今回ご紹介するのは、バイクのエンジン部に取り付けられているカバー部品のカスタマイズ事例です。
既存の純正部品をベースに、新しいデザインのカバーを削り出しで製作しています。

純正部品では満足できない。だから「削り出し」を選ぶ

取り外した純正カバーは、鋳物製で黒の焼付塗装仕上げ。
一度は塗装によるカスタマイズを試みましたが、
仕上がってきた色味がイメージと合わず、納得できる結果にはなりませんでした。

「それなら、いっそ形状からつくり直そう。」

そう考え、アルミ削り出しによる完全オリジナルパーツ製作へ方向転換。
最終的な仕上げは、青アルマイトを想定しています。

現物から3Dデータ化。ここがリバースエンジニアリングの要

まずは現物部品を取り外し、3Dスキャンによるデジタルデータ化を行います。
レーザーポインター方式の3Dスキャンでは、
わずかな誤差や歪みが生じる可能性があります。

特に重要なのが、エンジンと接触する取付面
ここに反りや歪みがあると、オイル漏れなど重大なトラブルにつながります。

そのため、データだけで判断せず、必ず試作で実物検証を行います。

可視化プロトタイプで、勘合と内部動作を徹底確認

最初の試作では、ポリカーボネート(PC)を使用。
透明材料を用いることで、
・勘合状態
・内部クリアランス
・動作時の干渉
実物を見ながら確認できます。

ポリカーボネート板をCNCマシニングセンタで切削し、
プロトタイプを製作。
加工直後は切粉やバリが残りますが、
これはあくまで検証用モデル。問題ありません。

デザイン検証から本製作へ

次工程では、表側の加工を行い、
オリジナルデザインとしての意匠確認を実施。
実際にバイクへ取り付け、
見た目・存在感・バランスをチェックします。

最終的な本製作では、
A7075(超々ジュラルミン)という高強度アルミ材を使用予定。
プラスチック加工.comは、
樹脂だけでなくアルミ削り出し加工も得意分野
です。

現物から、あたらしい価値を生み出す

図面がなくても、
現物があれば、形状を読み取り、設計し直し、
用途・デザイン・機能を進化させることができます。

バイク部品に限らず、
「この部品をカスタマイズしたい」
「もう手に入らない部品を作り直したい」
そんなご相談があれば、ぜひプラスチック加工.comにお声かけください。

リバースエンジニアリングで、
“ものづくりの可能性”をもう一段先へ。