様々な金属部品の製作
アルミや銅、真鍮や鉄、ステンレスやチタンなど様々な材料で部品や
治具、試作サンプルを製作してきました。
機械加工や板金プレス、レーザーカットやダイカストなど、加工方法
も様々です。
開発モーター部品や省力化機器用の治具、コネクターの部品やバネ、
スイッチやヒートシンク、シャフトやギア、生産設備部品など用途も様々です。
金属部品の加工や追加工も実績が豊富です。
ご遠慮なく、お気軽にご相談下さい。
現物しかない遠方のお客様対応
許可をいただいたので、現物しかない遠方のお客様の具体的な対応方法を
ケーススタディでご説明します。
オットセイショーに使用する道具を新作したいとご連絡いただきました。
遠方で伺えないため、電話とメールで打ち合わせしました。
まずは現物を撮影してもらって画像をメールで送っていただきました。
この画像を元に必要寸法を確認させていただき、弊社スタッフが
寸法入りの絵を書いて、メールにて返信。
電話にて間違いがないかを確認しました。
同時に使用状況や重量、数量、仕上などをヒアリング。
見積りができるように打ち合わせさせていただきました。
材質は、オットセイショーに使用するので、海水に強く、衝撃に強い
塩ビの提案させていただきました。
ステンレス製でも検討したいとの要望があったので、塩ビとステンレスで
見積りさせていただきました。
ご発注をいただき、3Dデータを作成しました。
デジタルデータ化しておけば、破損した場合などでも、追加製作が
すぐに間違いなくできます。
遠方の場合は、できる限りの情報をいただき、必要な要件は弊社スタッフ
が電話やメールで確認させていただきます。
現物しかない場合は上記のように画像をいただければ大丈夫です。
必要な事は、こちらから質疑させていただきます。
どうすればわからない場合も、弊社スタッフがナビ致します。
お気軽にお声かけ下さい。
リフレクター試作サンプルの可視光線透過率
ポリカーボネート(PC)t20mmの透明板を切削して
リフレクター形状に加工して仕上げたサンプルです。
機械加工後に、磨き⇒研磨⇒透明化処理しています。
可視光線透過率を測定した結果です。
加工前の透明板(Before) =86.4%
加工後のリフレクター・サンプル(After)=86.8%
素材に対しての可視光線透過率が100.5%とわずか
ながら素材を超えています。
t20mmから製作したリフレクター加工サンプルは、素材の
透明度はよりも高くなるというデータとなりました。
※カタチやサイズ、その他条件によって、可視光線透過率は
変化します。
ポリカーボネートで製作するリフレクター試作モデルは、ぜひ
アリスの技術力にお任せ下さい。
車のヘッドライトのようにライティング
画像は、展示会用のライティングステージです。
その当時に最先端だった車のヘッドライト風にしようと製作。
本当は、丸く細い円が5重に広がっていくイメージでした。
砲弾型LEDを使用したので丸型の光にならないよう工夫はしましたが、
うまくいかずに光の円形ラインとはなりませんでした。
できる限り端材を使用したので、ちぐはぐなところの多い、ポンコツ
ステージになりました。
見かけ以上にハパーツが多く、ご想像よりは凝っています。
オールNEWで設計した光る透明スピーカーはオシャレにできました。
耐熱性と耐薬品性に優れた透明樹脂ポリメチルペンテン(PMP)
ポリメチルペンテン (PMP)は、耐熱性と耐薬品性に優れた透明材料です。
【耐熱性(融点)】
240℃。ポリプロピレン(PP)よりも高温下での使用が可能です。
【耐スチーム性】
沸騰水中でも加水分解しないため、スチーム滅菌用途で使用できます。
【優れた耐薬品性】
一部の有機溶剤を除き、酸、アルカリに高い耐性を示します。
【優れた電気特性】
PTFE並みの低誘電特性を有しています。
【食品用途向け規格適合】
食品衛生法・FDA規制・PIM規格に適合した材料で構成。
理化学実験器具や食品容器、医療機器部材などに使われています。
軽くて透明です。
切削実績は豊富です。
ポリメチルペンテン(PMP)の切削加工はぜひ株式会社アリスに
お声かけ下さい。
ポリカーボネート(透明)の美しい透明化処理
プラスチック加工.comでは、ポリカーボネート(透明)の機械加工を
得意としています。
ポリカーボネートはアクリルと違って、機械加工で削ると、
透明が白く濁ってしまいます。
その磨きや研磨、透明化処理が難しく、綺麗な透明にするのが至難の業です。
画像右の透明化処理品は古くて傷だらけになってしまいました。
あくまで透明化処理していないドームと透明化処理したドームを比較
していただければ幸いです。
この上下の画像はポリカーボネート(透明)の機械加工サンプルです。
透明度の高さが分かりにくいですね。
このレンズカットサンプルもポリカーボネート(透明)を機械加工
して透明化処理したものです。
これぐらいの透明度で仕上げます。
ポリカーボネート(透明)の機械部品加工品や透明化処理品は
ぜひお声かけ下さい。
トグルクランプでの加工治具など
金属や樹脂、ゴムやトグルクランプなどを使った治具を製作しています。
追加工治具、FAライン用治具、加工用位置決め治具、検査治具、
マスキング治具などを設計製作しています。
切削加工でも、様々な素材を使った、たくさんの治具を製作
しています。
加工治具のノウハウが、納期や寸法精度を決める重要なポイント。
材質もPOMやABS、ベークライトやガラエポ、アルミや金属、ゴム
など様々です。
組立や検証、位置決めや洗浄など、さまざまなものづくりの工程
で必要となる治具の設計製作はお気軽にお声かけ下さい。
チェスの駒をMCナイロンで作る
チェスの駒をサンプルで製作してみました。
リバースエンジニアリングで3Dデータ化。
機械加工して製作しました。
ボディーの青がMCナイロン901(青)です。
アリスではMCナイロンも加工実績が多い素材となります。
MCナイロンの青は基本グレードとなるMC901です。
MCナイロンではもっともメジャーな素材です。
その他、MC501黒や900アイボリーなどご指定の素材で切削加工。
部品や治具、試作サンプルを機械加工で製作してきました。
MCナイロンの部品や治具の製作はぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。
ウレタンゴム部品の製作
ウレタンゴム部品の製作を行っています。
簡単な形状は切削加工で製作します。
画像の部品もウレタンゴムサンプルです。
これは切削加工できないので、真空注型という加工方法で
製作しました。
量産や量産試作であれば、数量が多いので金型を製作しての射出成形で
製作できます。
これが数個や数十個となれば、金型を製作しての射出成形では、
コストが合いません。
そこで真空注型で小ロット部品や試作サンプルを製作します。
この画像形状は、金型構造が両側スライドに無理抜きとなる金型製作費
が高くつくカタチとなります。
真空注型では、シリコン型を簡易に製作してキャストします。
こういったジャバラ形状は金型では高額となるため、真空注型で
製作する数量が多くなります。
硬度も量産と同じく選べます。
現物からの製作では硬度計で計測して、同等品を製作します。
ウレタンゴム部品の小ロットや試作品、量産品はぜひお声かけ下さい。
治具の設計製作
治具の設計製作を行っています。
プラスチック樹脂や金属、ゴムなどを使って部品を製作します。
現在お使いの治具の構造を活かして新しい治具を製作する場合は、
部品を3Dデータ化します。
部品表を作成してご確認いただきながら、仕様を決めていきます。
その時に使いにくいところや、変えて欲しい構造を盛り込んで、
より使いやすい治具を設計して製作致します。
同じような構造の治具であれば、データ化で変更が簡単にできる
ようになります。
素材も、鉄からプラスチック樹脂に変えたり、表面処理を追加
したり致します。
ご要望を反映していく事で使い勝手の良い治具が完成します。
治具の製作はぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。