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シクロオレフィンポリマー(COP)樹脂を簡易金型で試作する!!

2020年9月8日 火曜日

ポリカーボネートやアクリル、ポリメチルペンテンやPETなど、

透明素材を切削やレーザーカット、彫刻や研磨などの加工を行い、

様々な透明部品を製作して来ました。

最近は、光学特性、低吸湿・低透湿、高耐熱性、低アウトガスなど

に優れたシクロオレフィンポリマー(COP)のお仕事が増加中です。

今までは、光学レンズや光学部品、医療用樹脂やセンサーなどは、

ガラス、アクリル、ポリカーボネートなどの透明樹脂が使われて

いました。

それが今では、シクロオレフィンポリマー(COP)樹脂に変わり

つつあります。

試作案件でもシクロオレフィンポリマー(COP)を使った部品の

製作が増加しています。

(株)アリスでは、切削での機械加工ではなく、簡易金型を製作

しての射出成形で試作しています。

それは、材料が何十万円と高額である事や機械加工に時間が掛かる事、

仕上げにも時間が掛かるので、高額で納期的にもご迷惑をお掛けして

しまうからです。

透明品の試作は数量が多く射出成形で機能サンプルを製作する事に

メリットが大きいと考えています。

簡易金型を製作してしまえば、追加試作が安価であり、形状変更

にも対応できるので、結果的には機械加工品より安価になる

場合も多々あります。

シクロオレフィンポリマー(COP)樹脂の試作サンプルを数多く

製作する場合は、ぜひ簡易金型での射出成形をご検討下さい。