耐熱透明パイプ
日常わたしたちがよく目にするパイプといえば、
水道管などで使用される塩ビパイプですね。
カップ焼きそばの湯切りや、熱湯をシンクに捨てる際
気を付けないといけないことは「温度」です。
一般家庭で使用されている塩ビ配管の耐熱温度は80℃
しかしながら、実際80℃程度の熱湯を配管内に流すと
熱膨張によりパイプがぐにゃぐにゃに変形してしまい、
時には水漏れを起こしてしまう恐れがあります。
※配管に流していいとされる温度は、60℃程度となります。
とはいえ、工場設備や実験装置など
100℃近い熱湯や蒸気に耐える必要がある場面に出会うことはあります。
そんな時にオススメのパイプは
「ポリカーボネート製パイプ」です。
※端面は磨き処理で美しくなります。
耐熱120℃程度となりますので、
100℃を超える蒸気や熱湯に耐えることができます。
ポリカの特性である
耐衝撃性が高いこと・吸水性が低いことなどに加えて、
透明のパイプもありますのでパイプ内の可視化が可能です。
もちろん、長時間さらされる場合や使用環境により
割れや白化の恐れはございますが
可視化を可能とする耐熱パイプとして
ポリカーボネートパイプをご検討してみてはいかがでしょうか?
以下、参考まで。
外径φ13(内径φ9)
外径φ32(内径φ27)
外径φ60(内径φ52)
外径φ114(内径φ105)
外径φ150(内径φ144)
※長さは4mまで、カットも対応可能です。
上記以外の規格もございますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
また、透明度を求められるパイプでは、アクリルパイプがお勧めです。
耐熱性は落ちますが、美しく、可視化モデルとしてよく使用されます。